薬膳を知ろう

男性の悩みに効く薬膳

身近な食材

よくテレビや雑誌などで薬膳という言葉が出てきますが、中医営養学と料理学を運用して食物と中薬(漢方薬の原料となる生薬)を組み合わせるものです。
健康に過ごすには食生活が大切ですが中国では3000年以上前からこの考え方があるといわれ、食べ物の効果を学者によって確立してきた学問が薬膳になります。
近年生姜がブームになっていますが主に体を温める効果があることで知られています。
実は体を温める効果がこの考え方で色々な漢方薬に使われていて食べ物や生薬としても使われています。
食べ物の効果を組み合わせて目的を作って作る食事のことですが、実は身近な和食にもたくさんあります。
たとえば冷奴は豆腐は体を冷やしますが、温める効果があるねぎやしょうがを使うことで冷やしすぎを防ぎます。
刺身の横にある大葉も解毒作用、わさびも解毒や胃腸のひえ予防作用があるので、体を冷やしたり食中毒のリスクがある生魚と一緒に食べることは良いことです。
よく体に良い食べ物があっても薬膳だと良いとは限らず、たとえばある野菜が良くても体が冷やす作用があるために、冷え性の人が食べ過ぎると症状が悪くなると考えます。
個人の体質も考えた上で食材や調理法を選択するので、専門的になるとたくさんの知識が必要ですがすぐに活用出来るものもあります。
毎日の食事で健康を作ることは食養ですが未病を防ぐ薬膳のひとつで、中薬を使わないでスーパーなどで買える食材を活用することも可能です。


男性におススメの薬膳

実は男性の悩みを改善するにも良いといわれているので男性にお勧めです。
働き盛りの中年男性が抱えていることで一番多い悩みがストレスです。
他にもデスクワークだとパソコンなどの使いすぎで眼の疲れなども悩みになります。
ストレスは2種類あって自分の思い通りにならないことがたくさんあって、我慢を重ねていってしまいイライラが募るタイプとくよくよと悩んで落ち込んでしまうタイプがあります。

イライラは中医学だと気、血、水の健康を保つための3要素のうちの気の元気のもとがうまく循環していない状態です。
これをめぐらせるためにはコリアンダーやセロリ、バジル、紫蘇といったハーブや柑橘系の食物を摂取するのがよいです。
専門店だとハーブや香草を使った料理やユズ茶などをブレンドしたお茶などストレス改善によいメニューがあります。
くよくよ落ち込むタイプは気と血が不足している状態です。
これだと胃腸の働きに相当する五臓の脾(ひ)に気血を補ことでやる気が生まれて不安が減る考え方なので、スペアリブと棗を使ったスープなどがおすすめです。